マニュアル › 11 Universe View

CHAPTER 11

Universe View

この PC に届いた信号を送信元ごとに確認します。行の設定は Studio、本番中の見張りは Monitor で行います。

11.1Universe View とは

一覧はユニバース番号と送信元の組ごとに並びます。同じ番号に複数の送信元があれば、別の行として見ます。ArtNet は、選んだ通信ポートに届く信号を Universe View が前面の間に観測します。Studio の INPUT にない番号も表示します。

Universe Discovery(送り元が、自分の送っている sACN ユニバースを知らせる仕組み)も受けます。以後、この仕組みを Discovery と呼びます。Discovery の情報と、DMX の値が届いていることは別々に確認します。

11.2開き方・戻り方

共通ヘッダーの Universe を押して開き、Studio または Monitor で戻ります。キー操作は 「03 画面の見方」の 3.1 を参照してください。窓を横へ広げると、一覧とヘッダーが広がります。

11.3簡易と詳細

簡易表示の送信元一覧と内蔵モニター
図 11-1簡易表示の送信元一覧と内蔵モニター
詳細表示の ArtNet と sACN 一覧
図 11-2詳細表示の ArtNet と sACN 一覧

Simple/Advanced で切り替えます。簡易表示は ArtNet と sACN をタブで選び、一覧の送信元を選ぶと右側に値を表示します。選ぶ前の右側は空です。詳細表示は ArtNet と sACN を上下に並べ、sACN の JOIN と Discovery も確認できます。受信の申し込みを疑う時は詳細へ切り替えます。

11.4一覧の行を読む

Universe は番号、Source IP は送信元、Priority は sACN の優先度、FPS は更新の速さ、LEVELS はチャンネル値のバーです。低い FPS だけで異常とは判断しません。Log では発見・途絶・復帰を見ます。

受信が途絶えた行は赤く残り、受信の点滅が消え、FPS が 0 になります。Refresh で古い行を消せます。赤表示と、ゼロの値を受信している状態を区別してください。

sACN の送信が止まり、受信が途絶えた行
図 11-3sACN の送信が止まり、受信が途絶えた行

11.5sACN のページと受信の申し込み

sACN では、見たいユニバースを受け取る申し込み(JOIN)が必要です。ページをめくるか範囲表示から開始番号を指定します。ページの切替を連打しても、申し込みは少し待って反映し、JOIN と LEAVE の短い往復を避けます。

JOIN ● は OS が申し込みを受け付けた印です。✗ は失敗を示します。指定 NIC が見つからない時は申し込みを行いません。JOIN の印だけでは、スイッチから信号が届くことを保証しません。受信した値で確かめます。

Discovery を受けると Discovered に番号順で並びます。自機の sACN 出力分も表示します。自機が Discovery を送るのは、入力を受けて sACN のデータを実際に送っている間だけです。出力の行を作っただけ、SYSTEM MASTER を ACTIVE にしただけでは送りません。Discovery を送らない卓は番号を直接指定して探します。スイッチ側の仕組みは 「20 付録」の 20.5 を参照してください。

11.6JOIN と行の受信

フッターの JOIN は観測用の受信と、Studio の行が使う受信を確認する場所です。同じユニバースを重ねて数えません。ページを移しても、行が使う入力は維持します。

必要な範囲だけを見る

使う予定のないユニバースの受信を増やさず、観測範囲と行の入力を運用に合わせてください。ネットワークの負担が気になる時は担当者と確認します。

合計がショウの警告値を超えると、画面下の sACN JOIN 表示が橙になります。

JOIN の合計が警告値を超えた時の表示
図 11-4JOIN の合計が警告値を超えた時の表示

警告の設定先は 「17 設定」の 17.4、届かない時の確認は 「19 困った時」の 19.9 を参照してください。

11.7送信元の色

自機の送信元は白い文字です。他の PC は同じ Source IP に同じ色を使います。途絶した時は赤表示が優先します。色だけで送信元を決めず、番号と IP も確認します。

11.8チャンネルモニター

送信元のチャンネル値を確認する小窓
図 11-5送信元のチャンネル値を確認する小窓

一覧の行をダブルクリックすると、その送信元のモニターを小窓で開きます。Studio では INPUT 枠右上の棒グラフボタンから開きます。レベルバー/チャンネルモニター で全体の表示を切り替え、Dec/% で数値の単位を切り替えます。

同じ送信元を開き直すと既存の小窓が前面に出ます。⌘W(Windows は Ctrl+W)で前面の小窓だけを閉じます。見ているページから外れても値を表示し続けます。

11.9表示設定とページの位置

ページのユニバース数、開始番号、JOIN の警告設定、簡易・詳細の選択、詳細表示の仕切り状態はショウに保存します。

Studio/Monitor へ移って戻る間は、前に見ていた通常ページや Discovered の位置を覚えています。ショウを開く・新しく作る時は開始位置を戻し、その時に Discovery があれば Discovered から開きます。現在のページ位置や小窓の位置・大きさはショウに保存しません。設定先は 「17 設定」の 17.4 を参照してください。